O脚の原因と自分で治すストレッチ方法を詳しく解説!特徴や基準、メカニズムも
- 2020.11.02
- 2022.08.09
O脚は、直立した際にひざが閉じず、脚のラインが曲がっている状態のことで、女性を中心に多くの人が悩んでいます。
スカートなどのおしゃれなファッションが決まらないだけでなく全身の痛みや不調にも関係してくるため、早めの対策が必要です。
この記事では、O脚の特徴や基準から、O脚になる原因、自分で治すためのストレッチ方法などについて詳しく解説します。
O脚で悩んでいる人、脚の歪みが気になっている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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O脚とは?特徴や基準はある?
そもそも、O脚とは「両ひざが外側に湾曲し、左右の内くるぶしを揃えたときにひざの打合が接しない状態」と定義されています。
理学療法など専門的には内反膝とも呼ばれ、両ひざがそれぞれ内反し脚全体の形が「O」に見える状態です。
また、直立からひざを曲げた際には、両ひざが外側に向くのもO脚の特徴です。
実際にO脚の人は、下記のような悩みを抱えやすいとされています。
- 下半身の方が上半身よりも太く見える
- 無意識にひざをくっつけて立つ癖がある
- レギンスやぴったりしたパンツが似合わない
- ひざ上丈のスカートが苦手
- スーツなどを着るとガニ股に見える
- 鏡に映る脚が湾曲して見える
当てはまる項目が多いほど、O脚である可能性が高くなります。
O脚になるメカニズム
ひざ関節が外にずれようとする力が加わることで、ひざが開いてしまった状態がO脚です。
そのため、O脚には、壁に背中とお尻をつけて立ったとき、腰の隙間がほとんどない骨盤後傾タイプが多く見られます。
骨盤が後傾することによって、太ももの骨である大腿骨が骨盤に対して外に開く癖がつき、ひざが外側に広がってしまうのです。
O脚の原因
実際にO脚の原因として、代表的なものは次の3つです。
- 筋力不足
- 長期間のがに股や姿勢の悪さなどの習慣
- 先天的、生まれつき
筋肉の中でも太ももの内側にある内転筋が、O脚と深く関係しています。
内転筋は股関節を閉じるときに使われますが、筋力が弱まっていると椅子に座ったまま両ひざを閉じてキープするのが辛く感じます。
そして、内転筋は太ももの外側の外転筋とともに骨盤を支える役割があり、筋力の低下から骨盤がゆがみ、O脚の原因となってしまうのです。
また、普段の歩き方がガニ股寄りだと、自動的にひざが開きやすくなります。
長時間のデスクワークやスマホの使いすぎは、猫背など姿勢の悪化を招き、結果的に体幹やひざ関節まわりの筋肉も正しく使えなくなるのです。
さらに、横座りや足組み、背もたれによりかかるなどの座り方もO脚へとつながります。
一部の人のO脚は、先天性で生まれつき膝関節や股関節が変形する病気や、出生直後のくる病などが原因です。
この場合は、自分だけの努力や生活習慣の見直しのみでの改善は難しいため、専門的な治療が必要です。
O脚がひどい…自分で治す方法とは
「ひどいO脚を自分でなんとかしたい」と思う人は少なくないでしょう。
そんな人のために、O脚を自分で治す方法を紹介します。
O脚を治す歩き方
O脚を治すためには、正しい歩き方を身につけましょう。
O脚改善につながる歩き方のポイントは下記のとおりです。
- 背筋を伸ばしてまっすぐに
- 重心は気持ち前に
- つま先を正面に向ける
- 踏み出す足を約1〜2cm高くあげよう意識する
- 足裏全体で着地
- 膝は伸ばしきらず、遊びを持たせる
O脚だとひざが自動的に外に向きがちなので、意識してつま先を正面に向けましょう。
足指先、指の付け根、かかとの3点で着地できれば、足裏全体で着地の衝撃やねじれを吸収できます。
また、ひざを伸ばしきらずに軽く曲げた状態をキープすることで、ひざや足首など関節への負担を減らせます。
O脚を治す座り方
O脚改善に役立つ正しい座り方を説明します。
椅子に座る際のポイントは以下のとおりです。
- 椅子に深く腰掛ける
- お尻を中央に寄せて座る
- 座面に対して骨盤を垂直に立てる
- 太ももは床と平行にする
- 丹田(へその下あたり)に自然と力が入る姿勢をとる
- かかとは床につける
- 両ひざはつける
骨盤を立てて座ることで、骨盤後傾を改善し、ひざが内側を向きやすくします。
外側に開いてしまったひざをつけるために、座っているときも閉じるか、本などをはさむイメージで寄せることで、内転筋の筋力向上につながります。
床に座る場合は、正座か長座、あぐらだと骨盤を立てたままキープできるでしょう。
ただ、床に長時間座る場合は足を組み替える、別の座り方に変えるなど、姿勢が偏らないよう気をつけてください。
O脚を治す!ストレッチ方法をご紹介
O脚を治すためには、筋力と同時にある程度の柔軟性が必要です。
そこで、O脚改善におすすめのストレッチ方法を紹介します。
【O脚予防外側広筋ストレッチ】
1.地面に座り伸ばしたい脚のひざを曲げ、かかとをおしりに寄せる
2.もう片方の脚はまっすぐ伸ばす
3.上半身を後ろに倒しひざ下の足を外側に開く
4.体を横にひねって少し斜めを向き15秒キープ
左右1セットで3セットが目安です。
太ももの前が張って辛い場合は、上半身が倒れるところでキープしても効果はあります。
自宅でもできる簡単ストレッチなので、ぜひ試してみてください。
ストレッチの効果をより上げるにはたけだ整骨院の施術はこちら!
「自分のストレッチだけではあまり効果が感じられない」「忙しくてストレッチをする余裕がない」という場合は、体の専門家に相談しましょう。
たけだ整骨院では、根本的な原因を取り除くことを目的として、矯正や整体ストレッチなど個人に合わせた施術を行っています。
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まとめ
O脚は、長期間の姿勢の悪さや生活習慣などの原因によって骨盤のゆがみからくる症状です。
見た目の印象が良くないだけではなく、全身の健康状態にも関係しているためひどくなる前に改善しましょう。
自分でできるストレッチや、歩き方、座り方なども改善に役立ちますが、効率的に治すためにも体のプロに見てもらうことをおすすめします。
O脚を改善させて健康的な毎日を過ごすためにも、ぜひたけだ整骨院へご相談ください。