坐骨神経痛の原因と解消法を詳しく解説!
- 2020.11.02
- 2022.08.09
お尻から足までにかけて痛みやしびれが出る坐骨神経痛は、老若男女問わず誰でも発症するリスクのある症状になります。
発症の原因によっては重症化すると日常生活に支障をきたす場合もあるので、放置しておくのは大変危険です。
当記事では、坐骨神経痛の症状や原因、対策方法やマッサージ・ストレッチによる解消法などを紹介します。
坐骨神経痛に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛とは、坐骨神経が圧迫・刺激されることにより発生するお尻から足の末端にかけての痛みやしびれのことを指し、厳密には病気の名称ではありません。
具体的には、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄などが原因で坐骨神経が圧迫されたり、炎症によって刺激されることで、お尻の上のあたりから足の先に痛みやしびれが発生します。
上記のように原因が分かりやすい場合もありますが、原因不明なことも多く、治療法を間違えると悪化する可能性もあるので、医師の判断が重要になる症状です。
坐骨神経痛の症状をチェック!おしりに違和感?
坐骨神経痛の症状には、以下のようなものがあります。
- お尻から足の先にかけて痛みがある
- 長い時間立っている事が痛みが辛くなる
- 腰を反らすと下肢に痛みやしびれを感じる
- 座り続けるとお尻が痛くなる
- 歩くと下肢に痛みが出て歩けなくなる
- 体をかがめると痛みが強くなる
上記の他、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄などによって坐骨神経痛の症状が現れている場合は、重症化すると歩くだけで尿が出そうになったり、長い距離を歩けなくなるなどの症状が現れ、日常生活に支障が生じます。
また、重症化してからでは治療も大変になるので、坐骨神経通が疑われる症状がある場合は早期に医師の診察を受け、治療を受けるようにしましょう。
坐骨神経痛の原因は?原因不明って本当?
前述の通り、坐骨神経痛は明確な原因が解明されていませんが、主な原因と考えられているものには以下のようなものがあります。
- 過度な運動
- 運動不足
- 長時間のデスクワーク
- 加齢
- 遺伝的な要因
- 交通事故など
上記の要因は、坐骨神経痛の症状が現れる腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などの原因とも共通しており、いずれも腰に負担をかけすぎることで発症しやすくなる傾向です。
特に、重いものを持ち上げたり、体をひねるような運動をすることが多い肉体労働者や、常に同じ姿勢で運動不足に陥りやすいデスクワーカーなどは、坐骨神経痛が発症するリスクが高くなるので注意しましょう。
また、骨の形状や体質といった遺伝的な要因が原因となったり、交通事故などによって発症することもあるため、上記のような仕事をしてなくても油断はできません。
個人差はあれど、誰でも発症する可能性がある症状であることを覚えておきましょう。
坐骨神経痛の対策方法
坐骨神経痛の症状が現れている人は、症状を悪化させないためにも痛みの軽減方法を知っておくことをおすすめします。
また、仕事柄坐骨神経痛になるリスクが高い人も、症状が現れる前にあらかじめ予防しましょう。
坐骨神経痛の悪化防止や予防には、基本的に正しい姿勢と生活リズムを整えることが重要になってきます。
正しい姿勢を保ち続けることができれば、腰への負荷を最小限に押さえることができるので、結果的に痛みを抑えることができます。
特に現代人は猫背の人が多く、慢性的に腰に負担をかけている人が多くいます。
壁が背にピッタリ触れるように立ち、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとが壁に付くように立った状態を常に保てるように意識してみましょう。
また、正しい姿勢を保つためには腹筋と背筋の筋力が必要になります。
腰に負担のかかりにくいクランプなどの体幹運動を中心に、習慣的に筋力トレーニングを行うことも、坐骨神経痛の対策には有効です。
姿勢の他、生活リズムを整えることも坐骨神経痛の対策になります。
不摂生な生活を続けて太ってしまうと、上半身を支える腰回りの筋肉や骨盤に大きな負担がかかってしまうのです。
加えて、摂取している栄養素に偏りがあると、筋肉や骨に適切な栄養が回らず、回復が遅くなる可能性があります。
すでに坐骨神経痛の症状がある人は、特に食事の栄養バランスを意識して食事を摂るようにすると良いでしょう。
坐骨神経痛でやってはいけないこと
坐骨神経痛の症状が出ている時は、以下のような行動は避けましょう。
- 腰を曲げたりひねったりする
- 体を冷やしすぎない
- 脂肪をつけすぎない
まずは、腰を曲げすぎない、ひねりすぎないことが重要となります。
前述の通り、坐骨神経痛は重いものを持ち上げたり、体をひねるような運動をすることが多い人に発症しやすいです。
発症後も上記のような動きをすると痛みが強くなるだけでなく、症状が悪化する可能性があるので注意しましょう。
また、腰や足を冷やしすぎると自律神経が興奮し、体が常に緊張状態になってしまうため、筋肉が凝り固まってしまい、神経を更に圧迫してしまうのです。
特に夏場に冷房の効いた部屋に長時間滞在すると症状が悪化しやすいので、ブランケットや薄手の上着などを持ち歩くなどして対策するようにしましょう。
最後に、脂肪をつけすぎないことも坐骨神経痛の症状を和らげるためには重要です。
前述の通り、食べすぎや運動不足によって上半身に脂肪が付きすぎると、腰に大きな負担がかかってしまいます。
坐骨神経痛の症状がある人は、食事量や運動量を調節し、脂肪が付かないように気を付けましょう。
坐骨神経痛は痛みがある時に運動しても良い?
坐骨神経痛の症状が出ていると運動するのも億劫になってしまいますが、むしろ適度な運動は症状の緩和に有効です。
前述の通り、坐骨神経痛の緩和のために正しい姿勢を保つには、ある程度の筋力が必要です。
また、体重が増えると腰に負担がかかり、坐骨神経痛が悪化する要因になってしまうので、適度な有酸素運動で適切な体重を保つことも重要になってきます。
ただし、運動することで痛みが強くなったり、そもそも痛みが強すぎて運動どころではない場合は、運動によって症状が悪化する可能性があるので、医師の診察を受けて安静にしていた方が良いでしょう。
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たけだ整骨院では、3年以上の養成校を卒業後、厚生労働省による国家試験に合格した柔道整復師や鍼灸師によって、坐骨神経痛を含んだ様々な病気の治療を行っています。
マッサージやストレッチの他、武田式のハイボルト療法(高圧電流による治療)も行っており、電流で動かすことによって普段動かしにくい筋肉を柔軟にすることで、坐骨神経痛の症状を緩和しつつ早期回復を目指すことが可能です。
もし腰椎椎間板ヘルニアなどが坐骨神経痛の原因だったとしても、手術ではなくマッサージやストレッチを活用したリハビリによる保存療法で治療することができます。
坐骨神経痛と思われるような症状がある人は、症状が重くなる前に是非たけだ整骨院の診察を受けてみてください。
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まとめ
坐骨神経痛になる原因は完全には解明されていませんが、特に腰に負担のかかる動作が多い仕事をしている人や、長時間のデスクワークを行っている人は発症のリスクが高いので注意が必要です。
もし症状が重症化すると気軽に歩き回るのも難しくなってしまうので、腰の痛みやしびれを感じたらなるべく早く医師の診察を受けることをおすすめします。
坐骨神経痛の予防・緩和には、腹筋や背筋の筋力トレーニングをしつつ、適度な有酸素運動とバランスの良い食生活で腰に負担のかからない体型を保ちましょう。
たけだ整骨院では、3年以上の養成校を卒業後、厚生労働省による国家試験に合格した柔道整復師、鍼灸師による治療体制が整っており、マッサージやストレッチを中心とした保存療法で坐骨神経痛の治療を行うことが可能です。
坐骨神経痛にお悩みの方は、まずはご相談からいかがでしょうか?