むち打ちの原因と解消法を詳しく解説!頭痛の治し方や安静期間は?
- 2020.10.31
- 2022.08.09
「交通事故に遭ってむち打ちになったかもしれない」「この首の痛みはもしかしてむち打ち?」とお悩みの方はいませんか?
むち打ちは交通事故以外に強い衝撃を受けたときにも起こります。
むち打ちは見た目で判断することが難しく、症状が遅れて来ることがあるため、むち打ちだと気付かない場合もあります。
今回はむち打ちになるとどんな症状が出るのか、どうやって治せばいいのかなど、むち打ちの対処法について詳しくご紹介します。
首の痛みが長引いている人はぜひ参考にしてみてください。
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むち打ちの症状をチェック!
以下のような症状が出たら、むち打ちを引き起こしているかもしれないので、医療機関を受診してください。
- 首、頭、腕の痛みがある
- 首、肩、背中が凝る
- 首が回らない、動かすと痛い
- めまい、目がかすむ、目が疲れる
- 吐き気
- 眠れない
- 頭痛
- 手に力が入らない、足や指が麻痺している
症状だけで見ると普段の生活で起こり得るものばかりですが、むち打ちには必ず原因があります。
また、むち打ちの場合は、強い痛みがあったり、長引きやすいという特徴があります。
レントゲンで骨に異常がないけれど不調が改善されないという場合は、再度医療機関を受診するか、整骨院に相談してみましょう。
むち打ちの原因
むち打ちは、交通事故やスポーツ中のアクシデント、仕事中の災害などによって起こる可能性が高いです。
それ以外にも、自己流でヨガやストレッチなどを行い、無理な動作を行ったためむち打ちになってしまうこともあります。
むち打ちは痛みや症状によって5つに分類されます。
交通事故など直接的な原因以外でもむち打ちになることがあるので、覚えておいてください。
頸椎捻挫型(むち打ちの70%が頸椎捻挫型)
- 症状:頭痛・首や肩の痛み・首が前後左右にほとんど動かない
- 原因:首の捻挫で、頚椎を支えている靭帯や筋肉が損傷
神経根損傷型
- 症状:首の痛み・肩から腕にかけての痛み・知覚障害・しびれ・体に力が入らない
- 原因:脊髄から出ている神経の根元が損傷
脊髄損傷型
- 症状:腕の痛みやしびれ・足の痛みやしびれ
- 原因:頚椎の中を走っている脊髄やそこから伸びている神経が損傷
バレー・リュー症候群型
- 症状:頭痛・めまい・吐き気・耳鳴り・難聴
- 原因:交感神経と副交感神経からなる自立神経が損傷
脳脊髄液減少症
- 症状:頭痛・めまい・耳鳴り・倦怠感
- 原因:クモ膜下腔から脳脊髄液(髄液)が漏れている
むち打ちの症状はいつから出る?
事故直後から2週間は、むち打ちの症状がいつ出てもおかしくありません。
とくに交通事故などでむち打ちが起きた場合、事故直後はパニックになるなど興奮状態になっているので、痛みをあまり感じない可能性があります。
24時間~48時間経ってから症状が出ることもあるので、事故の後は体の痛みや自分の体調の変化に気遣い、もし不調や痛みがある場合、必ず医療機関を受診しましょう。
転んでむち打ちになる場合
転んだだけと思っていてもむち打ちを起こしている場合があるので、気をつけてください。
たとえば以下のようなケースでもむち打ちは起こります。
- スポーツ中に衝突して転倒した
- しりもちをついて転んだら頭を打った
- 雪道で滑って転倒した
このように、首に強い衝撃が加わればむち打ちになる可能性は大いにあります。
転倒後しばらくはむち打ちの症状が出ていないか、チェックしておきましょう。
また学校や会社でむち打ちになった場合、保険が関係してくるため、事故後に症状がなくても早めに医療機関に行くのがおすすめです。
安静期間はどれくらい?
日常生活がままならないくらい重い症状がある場合、最低でも2週間は安静にした方がいいでしょう。
むち打ちは重症化すると筋肉や関節が炎症し、つらい痛みを感じます。
また、炎症が起きているうちに無理をすると、余計に悪化してしまうため、首が動かないように頸椎カラーという固定器具を装着することも。
頸椎カラーをしていると普段通りの生活を行うのは困難なので、医師に指示された期間は安静にして過ごしましょう。
症状別対処法・治し方
「頭痛がする」「体のあちこちが痛い」そんなむち打ちの症状にどのように対処すればいいのか、詳しくご紹介します。
頭痛がするときは?
むち打ちによって頭痛がするときは、アイシングするのがおすすめです。
とくに頭をぶつけた場合、炎症を起こしている可能性が高いので患部を氷などで冷やすと痛みが楽になるでしょう。
また、こめかみを冷やすのも有効です。
それでも症状がおさまらない場合は、静かな部屋で電気を消し、安静にしましょう。
湿布の貼り方は?
炎症が起きているときは冷やすことが大切なので、冷湿布を貼り、痛みが引けて回復してきたら温湿布を貼るのがおすすめです。
ただし、湿布は炎症を鎮める効果がありますが、それは筋肉など表面的な部分にしか作用しないので気をつけましょう。
湿布を貼っても痛みが全く緩和しない場合は神経を痛めている可能性があります。
できるだけ自己流の判断は避け、専門家に相談してみましょう。
病院に行くなら何科?
まずは、整形外科にかかりましょう。
痛みの有無に関わらず、事故に遭ったらまず受診すると覚えておいてください。
整形外科を受診したらレントゲン撮影のほかにMRI検査も受けるのがおすすめです。
MRI検査はレントゲンでは分からない、筋肉や神経、靭帯などの異常を見ることができます。
「病院でなくても整骨院で大丈夫」と言う方もいますが、保険関係の手続きには診断書が必要なので、一度きちんと医療機関を受診して異常を検査しておきましょう。
その後、痛みが解消されない場合は整骨院に相談してみてください。
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たけだ整骨院ではレントゲンやMRIに写らない筋肉、骨格、神経の状態を検査できる「武田式ハイボルト検査」が可能。
また、針灸治療は筋肉の痛みや緊張、コリなどをほぐせるのでおすすめです。
体調不良などの悩みにも丁寧に対応してくれるので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
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まとめ
むち打ちは交通事故だけが原因で起こるわけではありません。
転倒や衝突、心身の不調など、さまざまなことがむち打ちを引き起こします。
まずは医療機関を受診し、レントゲンやMRIで詳しく検査してもらいましょう。
それでも原因が分からない、症状が改善されない場合はぜひたけだ整骨院に相談してみてくださいね!